超音波療法
超音波療法とは一秒間に100万~300万回の振動を身体に照射することで「温熱効果」「非温熱効果」を生み出し、患部の自然治癒力を高めていく施術になります。
超音波には温熱効果、非温熱効果の二つの効果があり症状に合わせて使い分けていきます。
温熱効果:常に超音波が照射されているモード。血流の促進、筋収縮力の回復、鎮痛作用など。
血行不良や老廃物の蓄積(筋肉のコリ)から起こる、慢性症状の改善が期待できます。
非温熱効果:超音波が照射される時間と照射されていない時間が半分ずつあるモード。炎症の治癒力向上、細胞膜の活性化、むくみの軽減など。
骨折や軟部組織損傷(捻挫、肉離れ、打撲)など、急性症状の治癒促進を期待できます。
特徴としては痛みを感じにくい・患部を温められる・深部まで刺激を加えられるがあります。
痛みを感じにくい:細かい振動のため刺激は弱く、何も感じないことが多いです。
強い刺激や、電的的な刺激が苦手な方でも、安心してご利用になれます。
患部を温められる:温熱効果では患部が気持ちが良い程度に温まっていきます。
深部刺激:周波数を変えることにより、身体の浅い部分から深い部分まで、刺激を加えられる深さを調整できます。手技では届かない、身体の深部にまで温熱効果を加えることができるとされています。